【終章:MV収録~Ending Roll】 Too many people Music Video + いろいろ
スタジオ入りをするASKA。
ASKAと見守るFellowsの長い一日が始まった。
両者の緊張感が漂うシーンが織り交ざる。
こうして映像公開をしてくれたことで、
ASKAと当日スタジオに足を踏み入れたファンと、そしてパソコン画面の向こう側で待つファンとが、
同一の空間を体感しているようだ。
一刻と近づくその時。
ASKAがファンの前に現れるまでの時間の流れは、
「美しく」の散文詩の中を泳ぎながら、待ちに待った時の流れに相まって、心がざわつく。
本当に待っていたんだよ。ずっと、ずっと…ね。
あの数年間の時が、まるでなかったように、一気に溶けていく。
懐かしい顔、変わらない仲間、ファン。
誰もがASKAを愛し、待った人たちだ。
歓声と嬌声。歓喜と笑顔。すべてが涙に変わり、沢山の愛がこぼれた。
ありがとう。
こんな素晴らしい、素敵な時間をくれたこと。
世界の全Fellowsに分け与えてくれたこと。
そして、ASKA…あなたがファンの前に帰ってきてくれたこと。
今ここに、ありがとう―
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エンドタイトルが画面を流れる。
映画のような終わり方。
しかし、これは「Black&White」へ続く、オープニング・クレジット。
これから、本当のASKAが始まるのだ。
未来の勲章をその先に見据えて―