アルバム INSIDE に収められた、松井五郎氏作詞、ASKA作曲のこの曲。
32年という月日を経ても、この歌を愛おしく思わずにはいられない。
このメロディラインは、実に美しく心優しい。
心から溢れ出る思い、一言も、、、吐息すら漏らさずにそこに色づいていて。
ASKAバラードのメロディの原点のひとつだと、私が勝手に思っている、そんな一曲である。
この近くもなく、さほど遠くもない、微妙な距離感。
詩というより、このメロディにその感じが溢れ出る。
手を伸ばせば、そこに帰れるのだろうか?
そんな錯覚にさえ陥ってしまう。
この曲を聴くたびに思う。
ただ、黙って抱きしめて欲しい……と。